民生委員の役割も色々あるようで…
私は3年ほど前から民生委員もしています。
昨日も『見守り』という名の「おしゃべり」をしてきました
民生委員と言っても、私はとてもふわ~んとした立ち位置です。
先日ある大学の先生が「高齢者の避難支援は、寝たきりの高齢者等は民生委員さんがおられるので地域との接点があり、進むけれど、障害者の避難支援は、障害者と地域との接点がないのでなかなか進まない…」というお話をされました。(もちろん、地域によっては障害者のサポートもしっかりされているところもあるのでしょう…)
民生委員の負担にはすごく地域差があるモノだな~(p_-)と思いました。
私の担当のおばあちゃんは「見守り」だけで、時々声をかけたりしながら体調(見た目や話をして体の機能が低下してきていないかなど…)を見る程度です。
寝たきりの方を担当されるとヘルパーさんのように大変なのかもしれませんし、徘徊の傾向にある方も探しに出たりしないといけないと聞きます。
私の見ているおばあちゃんは、今年87歳になるけれどゆっくり自分で近くに買い物にも行かれます。自分でできることはやっていこうとされる方です。(時々息子さんも車で見に来られて重たいものなどの買い物にも付き添っています♪)
活動費として1年間に1000円いただいていますが、この方は私の家の2件隣りにお住まいなので、電話をかけることもせず、気になるとすぐに見に行くことも出来ますので経費はかからないかな…
ご近所の方は昔から長く住んでいる方も多く、声をかけあってくれています
私は「見守り」と役割になっていますが、ご近所付き合いの範囲かな~(p_-)と思っています。
しかし、いざ、災害となった時に(私の見守るおばあちゃんは歩けますが)歩けない方の救助に向かう責任まで持たされるとなると(救急も、消防も医療も個別に向かってきてくれる対応が遮断されるとした場合)大変だわ…(@_@;)
私は自分の子どもを守ることを優先させるだろうし、地方に行くこともあります。
子どもは母に見てもらいますが、民生委員の役割までは頼めませんね。(こちらも高齢ですし…)
災害時を考えると、民生委員も私では役不足になりそうなので、降りたほうがいいように思えますね…。
昔は地域コミュニティーがしっかりできていたので、どこにどんな人がいて、顔を見ないと「チョット覗きに行く…」なんてこともあったと思うのですが、今では「この前見たら子どもが1人増えてた!」とか「あのおじいちゃんお亡くなりになって、お葬式も済んでた…」なんていう事も自治会の中でも聞きました
民生委員も高齢の方がされていることもあり、災害の時の役割まではチョット…という感じでしょうか。
先生との話の中でふと、災害時でも「民生委員だから…」と言われると、(軽く引き受けた私だからでしょうか…(^^ゞ)「え~!そこまでは聞いてなかったな~(-“-)」と「安請け合いはしてはいけない!」と思いました。
地域の方がみな古くからいてくれているから、私にもできる民生委員なのですが…
地域によってはご近所のつながりが薄いと「業務」として役割を果たされているのでしょうね…

