第3回 国連防災世界会議 @仙台
2か月以上も前から予定を組んで参加した『第3回国連防災世界会議』
あまりこちら(関西)では広報もないな~(p_-)と思っていましたが、仙台では会場が広く散らばっているので(こんなものなのか?)お祭りのようでした。
駅周辺には「会場はこちらですよ(^^)/」のパネルを持った人たちが、あちらこちらにずっと待機していました。時々外国の方が訪ねている様子も見られました(パネル持つだけって「ラクチン」そうと思っていましたが…持っている人は、きっと外国語が通じるんだな~)
色々な「防災・減災」や災害時の便利なグッズや情報を取るシステム…など、そして、過去の震災ではどうだったのか、今、何をしているのか?これからどう生き延びるのか?などなど…研究発表や展示がありましたが、このような場所に飛び込んでこられる人は「聴きたい!」「見たい!」と思って情報を受けとる体制で臨むので「難しくても理解しよう…(p_-)」と歩み寄ってこられますが、いざ、一般の人に「防災・減災の準備をして、自分以外の誰か(子供や両親)を守りきるくらいの行動力や、心に余裕がもてていますか?」なんて言っても「えっ?なに」と言われるのだろう。
もっと普段から「自分が強くなれる準備」をして、時々自分の準備を振り返っておくことを「システム化」にすることで、余計な心配は激減し、心に随分余裕が出来るはずですよ
東北大学のある研究室ではで独自の研究資料を持って「子供から災害に強くなる(立ち向かえる)仕組みを作ろう!」と、日本はもちろん、タイやハワイ、フィリピン、インドネシアなどに出向き、子供たちに「津波の怖さ」を伝えたり「自分の命を自分で守り、迎えを待たずに逃げること!」が、自分を探しに来るお父さんやお母さんを巻き込まない、つまりお父さんやお母さんを助けることにつながる。という考えも伝えていることを知りました。(東日本大震災ではこのようなご両親が津波に巻き込まれている事例が多いそうです)
お父さんやお母さんを守るためにも、「自分がしっかり逃げないといけない!」という、子供にとって「自分が逃げることの理解(理由)」にもつながっているそうです。
親は子供を守ろうとしますが、子供も親を一生懸命守ろうとしている。ということがたくさんの国にも共通していることを知りました。
「地震は怖いね~」と地方の地震速報のテロップを見て言った子供に「命を懸けてでも守るよ!」と言うと「それじゃ、意味ないねん!」
「それじゃ、ずっと悲しいねん!!」と叱られた。
誰も犠牲にならずに、そして目の前にいる大切な誰かを悲しませないように、選択肢は「強くなること!」しかないように思います。