医療機関向けのBCP&FCPの動画講座をオンラインショップで販売開始!
今までサポートをしてきた経験を再現できるように形に残しておこうと、小規模医療機関向けの「BCP体制の構築」と「医療従事者のための家族の危機管理対策」をセットにした動画教材を販売いたします。(参照:「BCPオンラインショップ」のページへ)
BCPの策定は、なかなか取り組む時間もなく、どのように現場スタッフの方に定着させていくのかも難しく、勉強会をして理解を求めるにも資料もないし…。時間に追われる毎日にBCPの取組みを手伝ってもおうものなら「それは私の業務ですか?」とか言われてしまう。そうなると「災害が起きたときに何とか頑張ればいいか…」と普段の業務に戻り…。その繰り返しで、BCPも策定されないまま、災害時対応のルールがないところもあるのではないでしょうか?
新型コロナウイルス感染症の時に「医療が止まる」「外来を停止する」ということで身近に恐怖を感じた人も多いと思います。
サイバー攻撃を受けて医療機関の業務の停止や混乱もニュースで見ることがあります。
今年は能登半島地震で年を明け、南海トラフ地震の臨時情報も発信されて、「防災」と「災害時対応のルール」の再確認・見直しで緊張感のある1年でした。
災害時でも医療の継続は求められます。
BCPの策定をして訓練で行動確認ができたとしても、やはり「イザ」という時に出動してもらえるスタッフがいなければ現場は回りません。医療の継続は早期の復旧はスタッフの家族の対策にもかかっていて、いざという時に出勤してもらえるようにすることも、BCPの対策の1つに加えないといけません。
だからこそ「医療の継続(BCP)と家族の危機管理対策(FCP)」を同時に進めていく必要があるのです!
ある、D-MATで出動される先生は「医師一人で『何とかなる』と考えている医師は、災害を経験したことがない医師なんですよ…」とおっしゃっていました。
災害に立ち向かえる医療機関はチーム力があり、そのための準備も普段の業務の流れの中に自然と取り込んでいるのだと感じています。決して行き当たりばったりで何とかなるものでもありません。
この講座ではBCPの策定はツールを使って負担を軽くして、現場に落とし込むことを丁寧に進めていくような流れに仕上げています。
現場スタッフの人を巻き込みながら自院オリジナルのBCPを策定し、机上訓練、実動訓練、BCPの更新作業もどのように進めていくのか、どこから情報を取り、どのようにBCPを肉付けしていくのか、どうすれば更新作業も負担が軽減できるのかもご説明しています。
さらに、現場が同じ方向に突き進むために、どのように情報を共有し「知っている」だけでなく「動ける」ようにしていくために、具体的な方法で分かりやすくご説明しています。
この講座は、今までの業務を再現できるように仕上げていますので、いわば、もう一人の私が動画に入り込んで説明している感じです
タイムラインやチェックシートなどのツールも惜しみなくご提供していますので、どこかのコンサルタントに丸投げにするのではなく、自院のペースで取り組めるよう、小さなステップで進められるようにご案内しています。
災害が頻発化・激甚化している、この災害大国で医療の継続を進めていくためにも、是非お役立ていただきたいと思います。
※詳しくはこのホームページの「BCPオンラインショップ」のコーナーをご覧ください。