帰りの飛行機の時間まで…
チョット覗いてみた。
せんだい3.11メモリアル交流館。
仙台市の東沿岸部では3.11の震災により津波に広い範囲で流されました。
その場所を模型で「失われた街」として作られ、津波で廃校になった小学校に残されることになりました。
この模型には、その時生き抜いた子どもや大人、そしてご遺族の方々が、その時、そこにあったものを思い出して「○○さんの家」「○○さんのボート」「犬と猫がいたところ」など当時の街、よく見ていた風景を小さな札を立て忘れないように記していました。
海岸にも思い出が詰まっていて、立てられた札には「流れ星がきれいだった」や「小エビを瓶でとった」「サーフィンをする人が多かった」「よく釣りをした」など…
今は津波危険区域としてそこには住むことが出来なくなり、やはり復興するのではなく「失われた街」となるのです。
仙台に行くたびに胸を打たれるものを目にします。(…というか、学びに足を運びます)そして「自分は生ぬるい!」とよく思わされます。
私が学び目で見て肌で感じたことを未災者(未だ被災していない人たちのことだそうです)に役立てられるように頑張ろうと、今回も帰りの飛行機で身を引き締めてきました

