気持ちのいい返信ができるかどうか…
昨日ある組織の理事とその組織のアドバイザーをされている大学の先生にお会いし、1つの役割を受け持って欲しいとのご依頼をいただきました。
ただ、今の私の業務ではお役にたてないとお断りをしたのですが、「あなたの具体的な業務は?」と改めて尋ねられ「伝わっていないことにはお断りの理由にならないな…」と思いました。
「危機管理」と謳ってはいるけれど、具体的には伝わりにくいのです
今までやってきたこと、目指していること、選んでいる仕事、(お客様ではなく、専門としてね)これから学びたいことをお話してみると、「確かに、この子はこの役目ではなくて、こっちね。」「いや、こっちだと思うな…」とお二人で別々に私の業務に関心を持ってくださり、「また別のお仕事をお願いしたい。」とも言ってくださいました。
具体的にこの面談の日を迎えるまでにメッセージの交換は何度もありましたが、返信が早い!
また、事前に話の内容も伺っていたので断るにしても「ちゃんとお会いして、理由を説明して…」という気持ちにさえなります。
私がお話したいのは、「気持ちのいい返信」ができるかどうかで「何とかしてあげたいな…」と思うか「この人無いな~」と思うか全く違う扱いになってしまうことを気にしなきゃいけないということです。(そういえば依頼をしてきたのに、1年以上も返事のない方もおられますね…「レスポンスが肝心!」なんて周りには言っていた人が…)
社交辞令というものは理解しますが、使いすぎると周りからも信用を無くしますね。
お仕事をしていくのであれば信用を失わないことが危機管理の大前提で、社交辞令を使いすぎたり、返信が遅かったり(その場合の対応が悪かったり)している間に、相手は「自分はそういう扱いなんだ」と思い、あなたの優先順位を下げてしまいます。
私の気持ちのいい返信で「カッコいいな~」と思ったものが今までに2つあります。
こちらからのメールに、その返信が24時間以内にできなかったから…と(「〇分以内にお返事します!」なんて言ってないのに、さらに、こちらが困っていることの相談で先方にはお支払いも発生しないのにです)電話で「遅くなってスイマセン!」のご連絡を頂いた方。
そしてもう1つは、返信がすぐにできそうにない時に(私なんか足元にも及ばないほど忙しい方なのに…)「すぐにお返事します」と、メッセージを読んで「ほったらかしにしていないよ。」という1行のコメントを頂いた方。
さすがにこの方々のお仕事は素晴らしく信用があります。
これは気持ちのいい返信で評価をグンとあげられるものだと思いました。
気の使わないお友達の場合(また、それが相手に伝わるくらい付き合いが長い場合など)は、そこまでしなくてもいいと思いますが、お仕事でこれからつながる可能性があれば、気持ちのいい返信は自分の評価にかかわる基本だと思いますね♪
そういう私も、気を付けとかなければいけませんが…
一度「無いなこの人…」と思われると「やっぱり無いな~(p_-)」とか自分の「無いな」と思った評価を肯定しようとする働きを脳はするらしく、「無いなポイント」を探すらしいですよ。
そんな話をふと思い出したので…書いてみました
では…

