何かを守るということは自分が強くなること、そして「備える」ということ。
わが家にはハムスターがおります♪
ハムスターの保護者は10才の娘です。
毎日エサや水の交換をし、自分が風邪をひいて熱があろうとマスクをして風邪をうつさないように掃除まですませています。
時々、クシュクシュと顔や頭を撫でると「クシュクシュするな!」と言わんばかりに甘噛みをするそうです。
しかし、娘は「はいはい、分かりました♪」と噛んでも(跡が残って痛そうやん…)怒りません。
時々わが家では不意を突いた避難訓練のシミュレーションをします。
その時には必ず娘は「携帯電話とハム太郎!」とブツクサ声に出して動きます
「何があっても守る!」という親心をハムスターが家にやってきてから感じ取ってくれて、良い学びとなっています。(これは、自分の恐怖心を少し和らげる効果もあります→第2回「自分はその時、本当にちゃんと動けるだろうか…」にチョット効果を書いています)
ハムスターの寿命は2~3年と本で読んで知っているので(今年の9月で2歳になります)「死」というものをより近く感じているかもしれません
昨日、ハムスターの片目が少し腫れてちゃんと開いてないように見えました。
夜中に「動物病院連れて行って!」と慌てていました。
まるで子どもを心配する母親と同じやな~と思いました。
これに「死」が訪れたらどうなるのか…と心配にもなりました。
(もう一度顔を拭いてやり、危なくないように爪を切っておき…結局朝には治っていました)
災害の時に突然、家族の「死」に直面してしまう子どもたちは、どのように乗り越えられるのだろうか…
予測もつかない、受け入れがたい出来事に対して、私はフォローができるのだろうか…と被災後の生活復旧のマニュアルを考えながら手が止まりました。
「その人が求める生活の復旧とは?」
心があってのことですから、ごまかしではいけません。
心の無いマニュアルにならないように気を付けなければ…と見落としかけていたことに気づかされました
今日から娘は自然学校とやらで、金曜日まで不在です。
「ハム太郎をよろしく…」と餌の量、掃除の手順など18項目もやることリストを書いて置いて行きました
保護者にはかないませんが、代理人をしっかり務めようと思います。
緊急時には代理に誰かの助けを求められるようにしておくと気持ちが楽になりますよ♪(家族以外でも助けてくれる誰かがいてもらえるような共助のある生活を無理なくできるようにしておきましょう)

