セアカゴケグモ(毒グモ)がいるらしいのです…
私の自治会で先日総会がありその時にご近所で「セアカゴケグモという毒をもったクモを発見して駆除をしている」との報告がありました。(私は欠席したのですがね…
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その方は自分の家の前にある空き地の側溝のふたに見つけたようで市販の殺虫剤で対処してくれていましたが、次から次に見つけるようです。
私は環境の係りではないのですが、(書記です(^^ゞ)総会の報告書を作成しているとそんなことがサラッとメモに書いてあったので、対策を聞きに会長に問い合わせると「何もしていない」とのことで…(-“-)
はいはい…やっときますよ…。
近所には小さい子どももいて高齢の独り暮らしの方もいらっしゃるので、ちゃんと注意しておかないと…
区の担当部署に連絡をして今の状況を伺うと「かなりクモの発生が広がっていて…神戸市では全域に発見されています」と教えてくれました。
「こちらも駆除しきれるものではないので個別にお願いしていて、それでも大変になった時に対策の指導などに伺って対応していきます。」とのこと。
もちろん公園などの公共の敷地では駆除はしていますが、個人宅や住人のいない個人の敷地にも入りません。でした。
「対策のチラシがあればいただいて、こちらで注意をして見つけたら駆除していくようにお願いの通達するので…」と言うと1時間後には持ってきてくれましたよ!
そして、場所の提示をして側溝のふたを開けて確認してくれました。
「いますね~」と見つけながら足で踏みつぶして殺してくれました。(私は虫が大嫌いです!!
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このクモは日のあたるところに巣をつくるようで(影になる溝の中などには巣を作らないそうです)また、公園の葉っぱなどユラユラ動くところにも巣は作りません。クモの巣も手ですぐには切れずに「びよ~ん!」と粘り気のある強く引っ張るものです、葉っぱなどを絡めて作ったりもするようです。(何度も言いますが、私は虫が大嫌いです…)
低いところにいて、高い場所には巣は作らないようです。
あまり攻撃的ではないので心配はいらないようですし、毒の針も短く服の上からさしても当たらないようですが、素手でクモの巣をとったり、草むしりなどをしたりしないように気を付けないといけません。(なんか昆虫博士みたい…(-“-))
クモの写真を載せるのがどうにも気持ちが悪いのですが…
見つけたときの注意:セアカゴケグモから襲ってくることはないので、慌てずに対処すれば安全です。ただ、死んだふりをしたりするので素手で触ることは避けた方がいいです。 ピレスロイド系の殺虫剤で駆除できますが、死ぬまでにしばらくかかります。ズボンの裾の部分から入られて咬まれるという事例もありますから踏みつけたりするときには注意が必要です。
刺された時の注意:咬まれるとどうなるか…
- 始めは針でチクッと刺したような痛みを感じます
- やがて咬まれた部分のまわりが腫れて赤くなります
- 痛みはしだいに全身に広がります
- 脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあります
- 悪化すると、多量の汗をかいたり、さむけ、はき気などがあらわれることもあります
- 重症例では、進行性の筋肉麻痺が生じます
通常は、数日から数ヶ月で回復する例が多く、咬まれても重症になることはほとんどありません。
咬まれた場合の対処法…
- 余分の毒を温水や石けん水で洗いおとします
- 多少出血があっても、包帯や止血帯はしないほうが良いでしょう
- できるだけ早く病院に行って治療を受けることが大切です
- 適切な治療を受けるために咬まれたクモを殺して病院へ持参してください
日本で報告されている咬傷例はほとんど軽傷です。しかし重症化の場合もありえます。重症化には有効な抗毒素血清が必要です。咬まれたときはまず、医療機関に相談してください。
自治会では最近は役員の高齢化も進み、なかなか取組みも協力的ではありません。
しか~し!私は虫が大嫌いなのに、今回はいつも以上に「よう頑張った!」と思います。
まだ、背中がムズムズして気持ちが悪いんですが…(ToT)/~~~
では~(^^)/

