これも1つのわが家の危機管理…♬
長男(中3)の小学校からの大の仲良しの男の子は小学校6年生の時にはご飯を炊くこともでき、家のごみ出しの曜日を間違えずに出してくれて、洗濯機を回して取り込んだものをたたむこともしてくれるらしい。
これはお母さんが仕事に行っていて、「大変そうだから…」と、自分にできることを小さい時からやっていたのだそうだ。(しんどそうなお母さんを体を壊さないように守りたいんですって)
やはりうちの子も出来てもらった方が私に何かあったときの安心度が違います。(ちょと甘えることもできるかもしれないし…)
しかし…中3になっても、牛乳パックをプラスチックのほうへ捨てたり、洗濯機はスタートボタンすら押したことがなく、「何か食べておいてね…」とお昼ご飯を自分で用意するように言って出かけると、お湯を入れるだけのインスタントのうどんに味をつける粉末を入れずに食べていて…(よう食べられたな)
比べてはいけないが…10才の娘は自分でソーメンをゆで、ねぎをきざみ薄焼き卵を作ることが出来る。
比べてはいけないが…
やる気にならないと何もできなくて(長男は食べることに興味が無く、食べられたらなんでもいいと思っています)やる気にさせるには「しなきゃいけない状況」や「やりたくなる状況」を作らないといけないようです。しかも繰り返す状況を用意しないと本当にスムーズにできるほど身につかないですね。
わが家では10歳の娘の方が緊急速報が出来たときのシミュレーションは対応が早く、長男は「はいはい…もうわかってるよ…」と動きが伴わない。(食事の時以外にあまり一緒にテレビを見ないこともあり、格段に長男はシミュレーションの回数も少なくなっています
)
…この「はいはいもうわかってるよ…」は、大人になっても「あるある」ですね。
避難訓練なども行事化してしまい、あまり一生懸命しなくなるのは消防士さんのように「しなきゃいけない状況の人」ではないからなのかもしれません。
大人の人に向けた危機管理を身につけてもらうには「しなきゃいけない状況」や「やりたくなる状況」を考えるといいのかもしれませんね。
先ずは自分が大丈夫でいること!(そうじゃなければ、誰かを守ることはできませんね)
だから、会社などの避難訓練でまずは自分を守ってもらい、そこから気付いたことを家族へ持ち帰って「こんな人がいてさ~」と反省点なんかの話をして「こうすると早いのにね~」と家族にもアレンジして使えるような話をすると、1石2鳥になると思うんだけれどな~
そうして、普段の生活の中に「災害でも身を守れる」ことがあり「平穏な生活がありがたいこと」を考えられるといいのにな~と思っています。
うちの長男は、まずはちゃんと?食べることが出来るようになり、身を守ることが出来るようになることがサバイバルに立ち向かえためのスタートなのかも…
だから私は危機管理のお話をするときには、長男の大の仲良し君が「お母さんを守りたい!」と思うように「あなたは、誰か守りたい人がいませんか?」とお話をしていこうと思っています

