園児の能力は、先生の許容範囲と能力に左右されてしまうのでしょうか。
保育園児の手をひいて、今日も蒸し暑そうな朝から公園へ向かっている列を見ました。
先生は4人…しかし園児は20人はいるような…(たいへんそ~)
少し後ろからやってきた車に注意するために子どもたちを寄せると、溝に落ちてしまいそうだったり、手を放して石を拾おうとする子どもがいると、後ろの子がつっかえてこけそうになったり…
こんな時に災害や事故が起きたら…いつもの「もしも…」が始まりました
まずは、その場の自分たちで何とかするし、大けがだったら救急車を呼ぶ、警察に連絡する…とか公共機関はためらいなく連絡できるだろうけれど、「近所の人に助けを求める」ということまでできるだろうか…
通りすがりの人がいればいいが、(これは通りすがりの人から助けてくれることもありますが)自分から知らない人の家に「ピンポン」を押して助けを求められるように先生たちは出来るだろうか…
子どもたちには「子ども110番は大丈夫なところだよ」と指導されているかもしれないけれど、これは子どもを守ろうとする大人も助けてもらえる場所ではないだろうか?
それとも、「知らない人に子どもを見てもらうのはいけない!」と決められているのだろうか…
機転を利かせて近所の知らない人を巻き込んで、手を差し伸ばしてもらったことによって「危険なところを助けてもらった」なら保護者は喜んで「ありがとう!」というけれど、助けようとしてもらって逆にケガをしたり、万が一のことがあれば「なんてことをしてくれたの!」となるのでしょうね。
保育士さん1人が見る園児の人数によっては(何やら制限人数が緩和されそうなお話もあるようですが…)なかなか頻繁に園の外へ遊びにつれていけなくなるのかもしれませんね。
こうして、預けられる施設の対策や保育士さんたちの力で、子どもたちの運動能力や色々なものの観察力、危険を回避する判断力にも差が出てくるのかも知れません。
毎日こんなにも事故や災害が多いのだから、先生方が備えておくこと、出来るようにしておくことを増やさないといけませんね。
そして、子どもたちの能力を上げることを少しずつでもしていくと、先生もきっと楽になれるところが多いと思います。(例えば、自分の名前と保育園の名前、助けてほしいことなどが落ち着いて伝えられるとか…)
自助・共助の中には助けを求めにくい「共助」というものもあるのだったら、「自助をパワーアップする!」ということですね…。

