個人事業主にとって「契約書」は…
契約は「口約束」でも確かに成立しますが…その後のトラブルはたいてい立場が弱い方が「我慢する」ことを承知しておかないといけませんね。
そんなことが出来るのは気心の知れた者同士じゃなきゃ、してはいけません。それとも、今後の付き合いをしなくてもいい!と思える人!
口約束でも「来週の日曜日プール行こうな!」「おう!」は契約とは言いませんね。(単に「約束」です)
当日どっちかの都合で行けなくなっても「プール行くって言ってたから浮き輪買ったのに!損害賠償や!」なんてことにはならんでしょ。「えっ!マジ!浮き輪が…
」でおしまいでしょ。で、次の週行くとか、「プールに行ったらアイスおごれよ!
」とかでチャラになる。
契約は互いに「義務」と「権利」が発生して義務を果たしてくれなければ「果たせよ!」という権利が動き出す。
「義務を果たさない」ということが無ければ「権利」を言える時ではない。
その、義務に「いつ?」を決めていなければ「権利」の「果たせよ!」がいつまでも言えないし「来週の日曜日って言ったやん!」と言っても「いや、再来週やったやん!」と、「言った!言わん!」の水掛け論になる。
だから「メモ」でもいいから書いたことをその時に相手に分からせておく。もしくは、「再来週は防災訓練でアカンかったやろ!」と確かな理由があると「あっ!ホンマや…」と相手の間違いを確認できる。
それでも相手が「いや!知らん!」と言った場合…周りの人に「確かに『来週』って言ってたで、聞いてたもん!」と言ってくれる人がいると助かる。そんな人もいない場合…やはり、トラブルになって契約書になる物がないとその後の取引き、周りの影響を考えてやっぱり立場の弱い人が「我慢」をしてしまいます。これを「優しい」というか「気が小さい」ということもあります。
そして「我慢する」で終わらない場合は「損害賠償の請求」などになるのでしょう。(今ではSNSに投稿されることもありますね)
間違いなくそれ以降の取引はもうないでしょう。(もう、つながりたくないから行動を起こすのです)
個人事業主の場合は契約内容のやりとりはキッチリやり遂げないと信用が無くなります。信用が無くなると一気に商売に影響します。
口約束でもキッチリできる人にはそれだけ大きな信頼がついてきますが、反対に口約束ばかりで守れない人や義務を果たすときに「グチグチ」言い出す人は商売の世界から排除されていきます。
契約書は出しにくさ(出すタイミングや知人からの紹介などで「本来の契約内容より優遇しなきゃいかんのか?」という頭を悩ませること)があります。
自分の商品やサービスに自信があるのに…別のところで労力を使ってはもったいないです。
メモ書きでも、「こんなことでしたよね♪」とメモの控を渡すなど(もちろん自分のスケジュール帳に同じように書いておくなど)くらいはして勘違いや聞き間違いなどの種くらいはよけるようにしておきましょう。
「私は忘れっぽいので~(^^ゞ」とか「私に間違いがあったらいけませんので~」というと出しにくくないかもしれませんよ。
あら、これで契約書は作らなくてもいいよ~というのではなく、互いの「権利」を守るためにも作っておかないと(相手の「義務」をメインに伝わらないようにしたほうがいいですね)足元すくわれますよ~
そして、契約内容も自分に不利でないかどうかも見れるといいですね。後から修正するために掘り起こすとしんどいですからね。(不利に作っている時点で悪意を感じますが…)
ここ1週間で契約上のトラブルをド~っと聞いているので脳がフル回転です
家族の危機管理編のブログを立ち上げていますが…個人事業主編もいるだろうな~とその時から思いつつ…怠けています

