第10回 非常用持ち出し袋の中の「いったいこれは何のために?」
持ち出し袋に私は0次、1次、2次と分けていることをお話しましたが、今日は中身について少しだけピックアップしてお話しましょう
途中で水やお水やお茶が避難途中の自動販売機で買うように小銭も入れています。
扇子や冷えピタと言われる保冷シートは夏場や発熱時につかうために入れています。
過去の避難所でのクレームに「ラジオの音がうるさい!」ということがあるのでイヤホンが使えるラジオにしておくほうがいいでしょう。(昼間でも赤ちゃんは寝ていますから、静かにしてあげましょう)
そして、私は使い方はたくさんあるので必要だと思っている、ガムテープと油性ペンです(ガムテープは紙タイプではなく、手で切れるビニールタイプの白色がいいです!(100均で売ってます♪)
「その場にいた!」という連絡や(待ち合わせで出会えるまでにトイレに行きたくなった等にもメモが残せます)何かの用事に向かっている、連絡したいのに伝えたい人がどこかに行って、いない場合のメッセージなど(地面に貼っても風で飛ばされませんね)にも使えます。その他、ケガの治療で自分では「結んで止める」ことが出来ない片手がケガをした場合、「貼って止める」ことが出来るガムテープです。骨を折ったときの応急に堅い棒とタオルをグルグル巻いて止める!止血にも使えます。
止血には小さければサランラップで止まります。
サランラップはお皿に巻きつけると、洗う手間や洗わずに水の節約にもなりますね。
そういえば…新聞紙でお皿を作ったり避難所などで使えるスリッパも作れたらいいですね♪(子ども向けセミナーで人気でしたよ♪知っておくと子供も非難所で気が滅入らないかもしれませんよ!(^^)!)
(これはインターネットで紹介されていたものです)
わざわざ買わなくてもあるモノがいいですし、1つのものでいくつも使い方があると荷物は少なくて済みますね。
この他、タオルと洗濯ばさみを使って他の人からの目隠しに使えることもできます。
携帯用トイレが無い場合はごみ袋を2枚と新聞紙、バケツに乗せることが出来る長さの棒を2本を用意して、ビニール1枚はバケツなど(座るので丈夫なものにしてくださいね)の中に広げて敷いて、その上に棒切れを2本離して縦に並ぶように乗せます。もう1枚のビニールの中に新聞紙を細かく(縦長に切り裂く感じでいいでしょう)したものを入れて先ほどのビニールを入れたバケツにさらに入れ、ビニールの両脇を棒切れに少し入れ込んで直接棒切れに座らなくてもいいようにするといいでしょう。排泄したもののビニールの口を縛って上の1枚のビニールだけを捨てるようにします。(これはバケツと棒切れを使わずにトイレに設置してもいいですが、トイレ自体が使えないときの方法です)
手鏡は自分の顔や頭のけがを見たり、治療をするときに用意しておくといいと思います。(立てかけられるものがいいかな…)
また、高齢者の方で、「入れ歯」が必要な方は必ず持ち出さないといけません。(夜中なら忘れるかもしれませんので(p_-))避難できても、その後の食事がとれなかったため大変困られた方もおられました。
色々知識や知恵の引き出しが増えるといいですね!(^^)!
次回は…障害のある子どもの避難までの準備(家族と本人、そして迎える人の知識の準備)について少しお話しましょう
それでは今日はこの辺で(^^)/

