お医者さん選びは子供の自立のために♪
子どものかかりつけ医を探すことは本当に苦労しました。
長男はあまり体が強い方ではなかったので大きな病院では待ち時間が長く、とても辛そうでした。
「もっと子どもに合った病院を探してやらないと…」と思い、インターネットで地元の病院で口コミでいい先生の情報を集めて行ってみたりするのですが、なかなか子どもに合う先生(子どもの様子をよく聞いてくれる先生…つまり私にも合う先生という感じでしょうか…)がいませんでした。
内科・小児科で今の先生に行き着いたのは6件目で眼科は3件目、歯医者で2件目、皮膚科で2件目…
結局、子ども自身が安心して行ける「自分の気持ちや様子をちゃんと子どもにも聞いてくれる先生」と出会えたのは、地元に長く住んでいるご近所のおじいちゃんや井戸端会議の好きなおばさん、そして子どもの同級生のお母さん情報が役に立ちました
ママさんは結構みなさん探していて、それぞれに情報を持っていたりするものです。(早く聞いてみたらよかったです)
ママさん情報では、行く前から「長く待たされるから番号札をもらって車で待てるよ」とか「子どもにもちゃんと話しかけてじっくり聞いてくれる先生だよ」ということなどが分かります。(評判がいいから待ち時間も長かったりしますが、番号札をもらった時に「あとどれくらい?」を教えてくれて、家に帰って待つことが出来る配慮もあったり…)
私のお医者さんの決め手は「家でこんなことを注意して生活してみよう!」とか「こんな症状が出てもすぐに落ち着くから大丈夫…」と普段の生活に安心感を持たせてくれるような指導をしてくれて、ちゃんと子供と向き合って話をしてくれる先生なのです。
どの先生がいいのかを教えてもらえるのは、ご近所のコミュニケーションが大切だと感じました。
ただ、「いい先生知らない?」と聞くだけではなく「近くの小児科で子供にも話を聞いてくれて、ちゃんと触診もしてくれる評判のいい先生って知ってる?(p_-)」とか詳しい希望を伝えると絞れますね。
子どもとちゃんと受け答えが出来るようにしてくれる先生は「子どもの成長(自立)」にもとても助かります。
痛いのはどう痛むのか?、ご飯を食べてすぐに痛くなるのか?など「自分で答えないといけない時」を知り、伝わる事で「やった!ちゃんと言えた」の感覚が、次もちゃんと言えるように頑張ってくれるでしょう。
「伝える」ということは慣れ(場数)が必要だと思います。急に自分のことを伝わるように話すことは大人でも難しいことだと思っています(病気の症状だけでなくても…)
あまりに親が変わって応えすぎていると「自分でなくてもいいや…」とラクチンな方へ進む癖がつきますね。そうすると、困った時のSOSを自分から言い出せずに我慢してしまうかもしれません。
…と言うわが家も大した受け答えが出来ずにイライラしておりますが…
普段から色々とコミュニケーションが取れるご近所のお付き合いも、子どもの体調や成長の過程を「大きくなったね~」と昔から知っていてくれることはうれしいものですね。
少しでも気にかけてもらえる環境を作り出しておくと「いざという時(災害の時など)に知ってくれている安心」にもつながり心強くなりますね。

