今年の土砂災害は過去10年の最大発生件数を抜くかもしれない…
あるイベントの打ち合わせで向かった(一社)兵庫県治山林道協会さん。
来年3月の防災イベントに出していただく、雨を降らせる装置(カッパくん)や土石流の3D体験ができる「びっくりくん」のイベント当日の搬入や設営について打ち合わせでした。
行きの電車の中では別の予定のセミナーに使う資料を見ながら話しの構成を考えていたら、「そうだ!このがけ崩れ最近すぎて情報が全く出てなくて、ついでに聞いてみよう♪」と思っていたら、なんと、その現場に出ている方が今日のお話にも参加してくださっていました!
「それ、ドローンで撮影したのがあるよ♪」と言ってくれて、さらに「うわ!」と思ってもないお話に「引き寄せの法則?」を感じました
治山林道協会さんでは土砂災害などの被害を名前の通り「山を治めるハード対策で」災害を阻止したり、被害を減らしたりするための活動や災害後の修復なども手掛けられています。
このドローンの撮影は災害の状況がヘリコプターを手配せず、すぐに、簡単に上から撮影できるという便利なところをとても喜んでおられる様子でした。
私もうれしいですよ ボヤボヤ~っとした写真しかなかったので
(自分で遠くから撮ったものですし…
)、きれいな写真が見せてあげられるのですから。
土砂災害は大雨や台風、地震などでも起こります。
その規模が大きく、広範囲に被害が出てしまうと出動する人の手も足りず、重機も足りない状況だと言われます。
また、今年は特にひどく、国内の土砂災害の発生件数は過去10年間の最大件数記録を抜きそうな勢いです。(平成18年に1年間で1441件の土砂災害が発生していて、過去10年間の中で最高でした。今年は9月末時点で1394件も起こっているのですよ…)
このような自然と向き合って頑張っている人の情報も伝えて、住民と組織の方の橋渡しになればいいなと思いました。

