土砂災害から身を守る!ワークショップで出動しました♪
神戸のとても自然豊かな小学校へ、土砂災害から身をまもる「わが家の避難マップづくりワークショップ」の講師で行ってきました
到着後思わず「うわ!動物園♪」と驚いたのは、羊が2匹放し飼いになっているところでした
当日のママさん担当者に伺うと、時間まで小屋にいて、子どもたちが来るころに出勤(放される)そうです。
学校には裏山があり、校外学習にも利用されていて自然と触れ合うことが出来、私はここでの6年間は楽しそうだな~ヽ(^。^)ノと感じました。
しかし、学校の周りは土砂災害危険区域となっていて、以前にテレビで「日本一危険な小学校」と報道されたことがあるようで、そこに住まわれている方は「あのテレビ局はもう見ない!」と、とてもお怒りとのことでした。
学校の周りは法面工事なども施し、耐震に備えて準備もされていっています。
これから住宅地がさらに広がり、子どもたちの人数もが300人台のところ500人を超える受け入れの予定だという事でした。(すべての学年3クラス制になり教室の用意も出来ているそうです)
校長先生と少しお話をした時には学校と保護者との連携をもっと持たせて「防災について継続できる意識付け」をしていくために、今回のセミナーは最近の台風などのこともあって、すごくいいタイミングだ。と期待してくれていました。
セミナーでは現地の写真を出して、私がウロウロ川の近くを覗きこんだり、フーフーと山道を登ったり、細い道を迷いながら入ったりしたことを「そんなことまでして資料を作ってくれていたのか…」とアンケートにコメントを頂き、「やってよかったな~」とご褒美を頂いたような感じでした。
このように現場に足を運んで、どんなコメントを伝えるのがいいのか?という教えを防災士の専門家で、前回タッグを組んだおじさんに教えていただけたことが私の血となり、肉となっていることにとても感謝です。
地元の人でない者に「危険だ!危険だ!」と言われるのは分かっていても腹が立ち、ちゃんと話を聞いてくれなくなる可能性があること。…だから専門家のおじさんは自分の足で見て感じたことを、(それでも控えめに)伝えられるような姿勢を教えてくれました。
私は自分に小学生の子どもがいるので、母親目線であり、家族目線である話と、危機管理士としての知識や脳の働きなどの方面からお話ができたことも「親近感がわいて分かりやすい」と言ってもらえました。私の住む地域も土砂災害危険区域が多く、子どもが遊びに行く所、スイミングに通うのに送迎バスが通るところ…なども危険なところがいっぱいだということ。それでも、引っ越さずにここにいることを選んだので、この土地を受け入れて自然と共存できるように、そのための対策をとることが必要だということ…。そんなことをお話しました。
みなさんが手を止めて顔をあげて話を聞いてくれたところは、やはり子どもに「危険」をどう伝えるか?子ども自身が判断できるようにさせるには何をするといいのか?など親がすぐに手をさしのばしてやれない時に子どもをどう守るのか?というところでした。
子どももどんどん活動範囲が広がってきますし、親の知らないところで遊んでいたりしますからね~(p_-)
私もセミナーなどでは生の声を伺うことが出来、本当に勉強になりました。

