突然の鳥取の地震に…
実は昨日チョット気になって新たに地震予測の有料アプリをスマホに入れたところだったんです。
その申込みの後、最近の情報を流してくれていた中に「鳥取県中部の地震予測」がレベル4(震度5以上の地震が発生する可能性が極めて高いレベル)だと出ていたので、「そうなんだ~(p_-)」と気を引き締められたところでした。(この他にもっと緊急性があって警戒しないといけないところもありましたが…)
今日、あるセミナーの準備のため、たまたま東日本大震災の映像を見ていたので、「緊急地震速報」の音が本当に自分のスマホからなっているのだとすぐに気が付かず…しかし、自分のスマホの他に子どものスマホ、携帯電話などドンドン音が鳴ってるので「え~!!」と我に返った状態でした。
身の安全よりも、携帯の音を消しにバタバタしており、「なんてことや…これじゃアカンやん…」とその後、子どもたちにも教えていたように、直後の行動をサラ~っと振り返ってみたのです。
さて、子どもたちの頭の中はわが家のシミュレーションが活かされていたのでしょうか?
学校から帰宅した中3の長男に「地震速報でどんな動きをした?」と聞いたら、「揺れたことに気付いた子の方が少なかったし、緊急速報の放送ではなく『鳥取の震度が5位なので、こちらも皆さん注意しましょう~!先生方は周りの確認をお願いします~』と「ピン・ポン・パン・ポ~ン」のお知らせの校内放送で終わったそうです。そして、「早く帰りましょう~」と言う流れだったそうです(帰宅途中の安全には注意もなく各自におまかせ?)。
長男は「震度1くらいやと思ったから、普通通りに過ごしていた」と言い、帰宅してニュースを見て「ここは震度3もあったんか…」ともう少し危険予測したほうが良かったようだと気が付いたようです。
娘の通う小学校では…
校内放送で「地震です、頭を守って机の下に…」という放送があり、様子を見て授業が再開されたようです。
娘は体育で運動場にいたようで「その場で待機」の指示が出たようです。
娘は帰宅して自分を振り返って「運動場にいたのに、『教室に戻らな!』と思ってしまったのがショックやった」と言ってました。「自分はちゃんと行動が出来る」と思っていたのに頭が「教室の机」を考えてしまったようです。(運動場にいたらそこの場所にいる方がいいのに…とあとから気付いたそうです)
学校で避難訓練もしていると思うのですが、では、どれくらいになったら本当に避難してくれるのでしょうか?
「外に避難しなくても大丈夫だ」というその予見は「空振りでもいいから行動させよう!」にはつながらないのでしょうか?(あれほど叩かれたところがあるのに…)
このような時こそ実際に行動をしなければいつまでも「なまぬるい避難行動」にしかならないのに…
震災の勉強をさせていただきながら自分のモチベーションも高まっており、自分の心構えや行動パターンなどの変化にも気付きがあります。(確認することが早くできるようになってきました)
「怖がっているだけではいけない」ということはもう頭も分かっていて、『かたまり症候群』のような動けなくなることはおそらくないのかもしれません。
これはもう「慣れ」しかないのでしょうね。それは「実際の体験」だけではなく、不意をついて自分に切り替えができる命令が出せるのか。ということだと思います。
ケガをされた方もいるとニュースで流れていますが、大きな被害が出ていないことと、災害で辛く悲しい思いをされる人がいないことを願っています。

