犯罪心理についての学びも大切な「家族の危機管理」の学びなのです。
今日は立正大学の小宮信夫教授が講演される会場にお声をかけていただき「犯罪心理」について学んできました。
小宮先生は今年の明治大学での危機管理士試験の講義をしてくださった先生で、犯罪心理について私も神戸で色々な事件を身近に感じていたことをお話したときに、「今度神戸で講演するからおいでよ!」と会場担当者の方を教えてくださり、今日再会することができました。
講演前に少しだけ控室でお話も出来たのですが「この前と同じ内容だよ~」と言っていたのに、イントロ部分から引き付けられ、海外の事情と日本の犯罪に対する対策の違いがとても興味深く改めて、防犯から子どもたちを守るには固定観念を一度とりはずさなきゃいけないことが分かりました。
知ってました?
人通りの多いところから犯罪の種は生まれていて、人通りが少ないところだから危険なわけではないということを…。
知ってました?
昼間から人目がなく危険そうなところに、夜はさらに危険だからと街灯をつけても危険性は変わらないということを…。
知ってました?
犯罪に巻き込まれそうになっても防犯ブザーを使わない方がいい場合も(犯人が逆上してしまうかもしれないので)あるということを…。
狙われやすい子どもたちには、きちんと「どんな場所だから危険なのか…」を一緒に歩いて場所とその理由を確認しながら教えてあげないと、ふと油断した時に連れ去られることもあるのです。
私も先生からじっくり学び、さらに書籍にもう一度目を通して(「目から鱗」的な内容が小宮先生の『犯罪は予測できる』という本で学ぶことも出来ます)いつも災害の乗り越え方の話をしていますが、それだけではなく、犯罪に関しても「家族を守る危機管理」として、さらに知識も充実させ、活動にも組み込んでたくさんの方のお役に立てられるようになりたいと思っています。
事業の収益を上げるためには「そもそも、何を守らなければいけないのか?」をそっちのけではいけませんね。
生活を守るためには収入はもちろん必要ですが、収入を得るためには家族が安泰であることが大前提なのですね~♪

