わが家の新型コロナ対策~「孫の威力」と「生存確認」~
少し前に実家の近くの病院で院内感染が発生したとニュースで出た。高齢の母には「とりあえず2週間は感染者が広がらないように外に出ないで!」と連絡していたんだけども。…もうすっかり2週間以上経った。
「やっぱりもう少し必要最小限の買い物以外は外に出ないでおいて…」と引き続きお願いしてはいるけれど、外に出ないと運動不足になるし、今まで雨の日以外は、ほぼ毎日散歩がてらに買い物に行く母はウズウズして仕方がないらしい。
新型コロナ対策は長期戦というけれど、人の我慢できる時間は短くて、特に私は「2週間後に3キロ痩せる。」とか、「3か月後に英語がペラペラになる」とか…、(そんなことはありえなかったけれど…)終わりを言ってくれないとなかなか頑張りも続かないタイプなのです。
新型コロナに関しては終わりというか、収束はおおよそワクチンや薬が使える数か月後以降で、インフルエンザのワクチンもそうだけど、人によっては効き目がないことや使ってはいけない人もいるそうですし…頑張る目標が少しぼやけているのですよ。
だから、他力本願で何かを待つのではなく、自力で乗り越えられるようコントロールしようと思いました。
1つは皆がしている衛生面。(手洗い、マスクなど)
2つ目は健康面(栄養、睡眠、体力…これは寝ころびながらできる程度ならできそう)
3つ目はメンタル(精神力)
メンタルは「強く!」ではなく「気をそらす」ことを用意する。(たくさんあるとなおよい)
私の「気をそらす…つまりは頑張るためのご褒美(*^^)v」は読みたい本をゆっくり読むこと。
なんと、家の中でできることがご褒美だし、今まで「この仕事が落ち着いたら読もう!」と思って、たまってしまった本が、もう30冊くらい置かれているのです。(1年くらいもちそうな気がする…。)
一方、実家の母の気晴らしは「いかに安くものが買えるか!」なのだ。(これは外に出てしまう!)
そんな母を買い物に行かさないようにするため、わが家では新型コロナ対策で学校もお休みの子供たちが、かわるがわる電話をして(これをわが家では「生存確認」と言っている)、くっだらない話をしながら、「コロナにかかるとおしゃべりも出来ないよ!」と必ず注意を入れて、外出を控えるよう仕向けて気を紛らせてくれています。
特にワチャワチャと話をしてくれる末っ子と、それと違って、今年から大学生(入学式も無くなったし、大学での講義もまだないので、気分は高校生…)の口数の少ない長男も電話をしてくれることでいわゆるスピーカーの強弱のバランスもあってうれしいようです。
ふと、昨年や一昨年に多くの被害があった、浸水被害や土砂災害から身を守るための「避難勧告」があちこちで出たことを思いだしました。
高齢者はできるだけ安全な時に避難を始めるほうがいいのですが、「避難して!」という声掛けに、ご近所や子供が言うよりも「孫」から電話などで声掛けされるほうが非難する。という事例があったことです。(孫の威力!)
この「孫」の威力が、新型コロナ対策にも「ウロウロ必要以上に外に出ないで!」と伝えることに、わが家では少し役立っていそうですよ。( *´艸`)

