日本危機管理防災学会 学会誌27号に掲載されます。
2020年7月に文章を書きだし、9月には査読をされていたもの『医療機関において「事業継続計画(BCP)を策定する」ということ』という研究ノートがようやく学会誌の形として現れました。(査読をして文章のご指摘をいただいた先生方や校正の手続きをサポートいただいた事務局の方には本当に感謝いたします♪)
まだ見本誌が届いたまでですが…1年以上もかかって出来上がるとは思ってもおらず、これもコロナのせいなのかな?(^-^;
内容はサポートしている医療機関の4年にわたるBCP構築と更新ステップで、これからBCPを策定しようとする小規模の医療機関にピッタリな事例としてわかりやすく独自の方法や考えを紹介したものです。
BCPは策定したものを提示して皆が従っていくものではなく。皆が主体で意見を取り入れながら心配事を減らし、行動力につなげる道具だと考えています。(規模によってはそうはいかないと思いますが…)
災害など突発的な緊急時の対応ではイザという時に他人ごとにせず動けることが必要で、これは家庭内でも同じこと。
BCPを家族まで強くでき参集率を高めてもらうエッセンスも入っています♪
医療従事者は自分と目の前の患者さんやその家族、そして自分の家族も守れることまで考えてあげないと命に係わる仕事に集中できませんね。
医療現場では対面はもちろんですがオンライン化も進んできているので、BCP自体を作り替えていくところもあると思います。(一般企業でもそうしなきゃマズイところがあります。)
今回の研究ノートは自分の業務を一度まとめてみようと形にしたもので、これを1つのステップとして、次のステージを目指したいと思います!(^^)!

