「災害心理」と「脳科学」を取り入れた家族の危機管理セミナーを開催しました!
平成27年7月15日(水)「災害心理」と「脳科学」を取り入れた家族の危機管理セミナーを開催しました!
今回は「恐怖で人はどうなるの?」を「脳科学分野」に注目してお話してみました。
恐怖で人はどうなってしまい、判断も行動も確かではない子供が「一人で逃げられるようになる」「助けを求められるようになる」ためには親は何をしてやれるのか?
子供の自立へのステップに、とにかく「冷静に動いてくれる」ように3つの対策を組み込んでいくことをお伝えしました。…
今だからこそ私はこんなことを伝えていますが、阪神淡路大震災の直後は「シャキシャキ!」っと動いてたわけじゃないですよ
電話の前で「誰かに連絡をした方がいいのかな~?いやいやこんな時間迷惑でしょ~」と小さなライトで電話を照らして「誰かかけてこないかな~(p_-)」と電話の前でずっと座っていましたよ…電話がなるわけなかったのに…
阪神淡路大震災や東日本大震災、その他アメリカ同時多発テロや韓国での地下鉄の火災事件などの災害や事件の「その時、被災者はこんな風に動いた!」を伝えました。 「大人でさえ動けないのに…」
子供のことを考えると「どうすればいいのか…」と心配になってしまいますね。
なので、意識的にでも無意識でも「動ける!」自分になっておかなければいけません。
子どもの成長はゆっくり構えて見守らなければいけませんが、子どもの脳は毎日すごく働いていて、新しい言葉を覚えたり、危ないこと、痛い事、悲しいこと…などをしっかり体験して覚えていくのです。その中に「危険な時に身を守る事」「怖いことをくぐり抜ける知恵」も恐怖体験はできなくても「脳」に覚えこませることはできるのです。
子どもだけではなく、大人もしっかり身に着けられるように「その時、どうなるのか?」を知っておかないといけませんね

