夏休み子ども防災デイキャンプに参加しました!
地元宝塚市で行われた「子ども防災デイキャンプ」(主催:兵庫県阪神北地域男女共同参画推進員連絡会議「やまびこ」、後援:宝塚市総合防災課、宝塚市教育委員会)に8月8日(土)に参加してきました
宝塚市には末広中央公園という防災公園がありまして、太陽光や風力を使って発電させる装置があり耐震性で約8200人が3日しのげる貯水槽、その他備蓄倉庫や下水トイレだけではなく目隠しが出来て着替えが出来るスペースも数か所あります。阪神淡路大震災の経験が生かされているんだろうな~と感心しました。
東日本大震災の被災当日にはここに救援隊が集まり3日かけて宮城まで陸路を進んだということも市の危機管理室の方より伺いました。
学びの中には、10校近くの小学校から集まった子供たちが目の前に突然用意された食材から、電気も火も使わないで避難食を作り大人が試食するという少々覚悟の必要な時間もありました…
お茶漬けのもとに水を入れて「スープできた!」(そうきましたか…)そして、チキンラーメンに水を入れて「できた!」(それはすぐに想像できた…
)さらに、乾燥ごぼうにウスターソースをかけただけで「1つできた!!」(ウゲ~!
)と徐々に遠のく私にも「ハイハイ、大人は食べて評価してくださいよ~♪」とチャレンジタイムがやってきました
評価は…なんと乾燥ごぼうとソースがとても高い評価でしたよ
(…しかし…あの男の子はどうして「お腹が痛い!」とトイレにこもってしまったのだろう…「ねぇねぇ…君は何を食べた?私も同じの食べてるかな~
」と聞きたかったが同じのを食べていることを知ると気持ちで負けそうな気がしたのでやめといた…
)
友達どうしが連れ添ってきたわけではなく、色々な小学校から参加しているのに「いつも遊んでる友達♪」のようにスムーズなコミュニケーションに(避難食のアイディアもそうですが…)被災時の「生き延びるための知恵」を子供たちはすでに備えているような気がしました。
東日本大震災での避難所生活でトイレ掃除を嫌がらずに進んでしていた子供たちの活躍や、阪神・淡路大震災での避難所では「避難所新聞」を作っていた子供たちの活躍を聞いているので、自分の子供たちにも「生き延びろ!」と今回の体験も含めて、さらに強くメッセージを残せそうな気がしました。

