自分の身は自分で守る!「my減災マップ」からの学び
先日受けた危機管理士の講義で自分と家族を守るために「自分にとって危険な場所を知るマップ!『my減災マップ』」を紹介されました。(「減災アトリエ」さんからのご紹介)
私はさまざまな災害をテーマに「災害を生き延びること」「被災後に生き抜くこと」「世間の荒波にもまれながら協調性という空気の中でもうまく生きること」を子どもたちだけではなく、それぞれの立場にいる人に向けて発信していますが、その中でも子どもたちに「自分の命を自分で守る」意識を付ける学びを「my減災マップ」というツールで主宰の鈴木さんが紹介してくださいました。もちろん子どもたち向けだけではないと思いますが、私が注目したのはここ←ポチ♬(写真は「減災アトリエ」さんのホームページよりご紹介)
危機管理には恐怖心を植え付けて「やっておかなければ!知っておかなければ!」と学びへ導く方法もありますが、鈴木さんは楽しめるツールを用意し、また学びをその場だけではなく家に持ち帰って家族との会話にも、とても役立てられるようにしあげられていました。
私も災害時の対応能力を備えるセミナーでは「あるあるばなし」も入れたり、楽しみも悲しみも含めて「心に残る防災教育」を子ども達やその保護者に向けてお話をしたり(「恐怖心」も、もちろん記憶に残すために必要なので使いますが…)いざという時の「緊急時行動計画」として8面や12面などの携帯できる折りたたみ式のカードも用意・サポートもします。ここに家族の「危険マップ」が入っていますが、その携帯カードに仕上げる前の段階の作業で私は先取りをしていたことに気が付きました。
今まで私が用意していたマップを、作る段階から子どもたちやご家族が作ってくれたものを使えばいいのかも…と思いました。きっと「イザという時の恐怖」を少し和らげる作用のある温かいマップとなるでしょう…
家族で目に見える形で(それも「わが家のオリジナル♬」で)危険な場所を一緒に認識できるものはとても良いと思いました。さらにそれを子どもたち自身で作るんですから、色々な五感からも身についていきますね。
子どもの自立のサポートにプラスして自分の身を守る能力を付けさせることや、大人でも「自分で自分を守れる自信もなく、さらに子どもや家族、従業員や取引先まで守れるのか?」という不安が付きまとうことに、知識や能力を付けることで思った以上の良い結果に結びつく(これ、脳の働きなども含めて)ことを私は講座などで発進してサポートしていますが「まずは生活環境を知るところ」から自分だけではなく、家族を守るという「優しい」気持ちを感じられるとてもいいツールだと思いました。
今回実物を見せていただいて(これからツールとして販売も考えられているようですが…)
今まで私が見たことがある「町探検マップ」は、クラスのグループで子どもたちが街を歩き「危険なところ」をチェックし、その後クラスに持ち帰って発表して教えあう。というものでしたが、この「my減災マップ」は「自分の生活環境」をマップに詳しく書き込み「自分のオリジナルマップ」として、自分と家族の意識に落としこむことができる点がとてもいいと思いました。
新たな学びでしたよ

