今日は豊中市で防災力アップセミナーでした!
今日は「とよなか子育て応援マガジン SMILE編集部」のスタッフの方(皆さん乳幼児からちょっと大きくなったお子様がいる保護者の方です)に向けた防災力アップセミナーをさせていただきました。
子どもを守るためにまずは自分が無事であり、さらに子どもを守る能力を備えていなければいけません。
その「能力」って?
今日のお話は普段の防災教育ではあまり教えてもらえないような「その時自分はちゃんと動けるの?」を知っておく。そして「子どもでもできること。そして、自分で自分の身を守ることが出来るようになるためには、何をしていくの?」ということについてお話をしました。
恐怖を目の前にした人がどのようになってしまうのか? あらかじめ情報があるとすぐに判断ができ、行動に移すことができるのに、自分に情報がないと自分で判断せずに「人の言うとおり」にしたり「人と同じこと」をしてしまう。
もし、その時、子どもを危険な目に巻き込んでしまったら…人のせいにして気が済むでしょうか?
自分の生活に照らし合わせて考えてもらえるように、「子どもを守る知恵」をいろいろな事例でお話してみました。
災害だけのお話ばかりではなく、「恐怖心」というものを考えて「犯罪」の恐怖を感じる場面にいてしまった時、子どもはいったいどのような反応がおこるのか…などの事例も今回は含めてみました。
何も「怖い!」というのは自然災害だけではなく、普段の生活から子どもたちにとってはたくさん「怖い!」があるもので、その時に親がどのように守ってあげられるのか、どのように乗り越えられるように自立させるサポートが出来るのか…。特別な(いつ起こるか分からない)災害事例よりも興味があったかもしれませんね
豊中市は川が多く昔から水害もあったところで、アンダーパスという周りの道路より掘り下げられていて、水害の際はそこに水が流れ込んでしまうように低くなっている通路がいくつかあります。また活断層もいくつもさしかかっていて二次災害を考えると地震だけではない対策もやはりしておかないといけません。
その人、その家族によって、リスクは様々です。避難所に行くべきか、そもそも家は大丈夫か…などが判断できる指標もお話しました。
今日のセミナーのアンケートには、参加者ご自身で「これならできる!」を発見し「早速やってみる♫」と嬉しい声もたくさん書いていただきました。「何回かのシリーズにしてみては?」なんて言う声もいただきうれしさ倍増です
以前に私がご紹介した「スイッチ断ボール」という通電火災を防ぐ簡易式感震ブレーカーが内閣府・消防庁・経産省のホームページに「普及啓発」としてチラシが載るようになりました。担当者の方が今日のセミナーの中にご参加くださっていて、その情報を後から教えていただきました(それらのホームページには宣伝になってしまうので社名はどこも出せないようですが…)
「役に立つ防災グッズをもっと知りたかった」というアンケートもいただき、私が見てきたものをまたご提示する機会があればいいなと思いました。
やはり「子供を守る使命!」のある保護者の方は「どうしたらいいの?」という「はてな」マークを「出来るだけたくさん無くしたい!」という気持ちがとてもよく感じられたセミナーでした。