ちょっとブレイク…(第2回に行く前に)あなたならどうする?
一瞬で答えを出さなければいけないとき…
あなたならどうするだろうか…
今日、高速道路にのった途端、前を走っていたバイクの右側から火花が出た!
「えっ!?」
あっという間に焦げ臭いにおいとバイクに乗っている人の膝まで炎が出ている!
あなたは助手席に子どもを乗せています。そして、時間を急がなければいけなかった場合、前で慌てて止まったバイクにどう対応しますか?
もう一つの条件。追い越し車線は少し詰まっていてバイクの横を通るにはとてもゆっくりなスピードになります。
バイクの火がどうなれば爆発を起こすのか、私には知識がありません
もしも、自分がバイクの運転手だったら?
降りて後方の車に腕を振りながら危険を知らせて止めるのだろうか?
もしも、火が出たのは自分の車のボンネットの中だったら…
地震や洪水などの災害もそうですが、事故の対応も即座に判断して行動を起こさなければ被害が大きくなるのかもしれない。
「クロスロード」というカードゲームで災害時の対応を考えるものがあって、「その時あなたはどうする?」の意見を出し合います。
他の人の意見を聞くことで、自分の取る手段の幅が増えたり、自分の考えが甘かったりすることも気づいたりもします。
「これが答えだ!」というものはないゲームなのだけれど…
さて、バイクの直後を走っていた私の答えはあっているのだろうか…
私は…子供に窓ガラスより下に伏せさせて顔を上に向けないようにさせ(爆発で車の助手席側の窓が跳ばされても大丈夫なように…)、ノロノロ動く追い越し車線を「急いで!」と念じながら横を通りぬけた。
後ろでは急に炎の出たバイクに気が付いた車が追い越し車線にグニャグニャと入っていくのが見えたけれど、その後爆発は無いようで、火は消えたのだろうか…
心地よい新緑の季節に突如投げかけられた問題で「運転するなら気を緩めるな!」とたしなめられたような感じがしました。
そして、こんなことも「想定内」にしておかなければいけないのか…と少し恐怖を感じ、数十秒間がスローモーションに見えた時間でした。
みさんも色々な場面を思い浮かべて考えてみてください。「想定内」が増えますよ